カテゴリー: 部長への不満・課長の悩み

  • 偉い人の前だけ働く上司|現場で見た最低な行動

    偉い人の前だけ働く上司|現場で見た最低な行動

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    「なんで今さら手伝うねん…」

    昔、一緒に出張へ行った上司を見て、本気でそう思ったことがある。

    上司が現場作業をしないこと自体は珍しくない。

    管理職には管理職の仕事があるからだ。

    しかし、普段は何もしないのに、偉い人が来た瞬間だけ頑張るフリをする上司を見ると、現場の人間は一気に冷める。

    実際、この上司は後に部長になったが、責任を取らず部下に押し付ける場面も多かった。詳しくは「責任を取らない部長の特徴|失敗を部下のせいにする上司の末路」で書いている。

    👉責任を取らない部長の特徴|失敗を部下のせいにする上司の末路

    今回は私が実際に見た、「偉い人の前だけ働く上司」の話をしたい。

    大手企業への出張で起きた出来事

    その上司は、後に部長になる人物だった。

    当時は課長だったが、すでに周囲からの評判は決して良くなかった。

    ある時、私を含めて6人で大手企業へ出張することになった。

    作業自体は順調に進み、終盤に差しかかっていた。

    そこで問題になったのが重量のある部品だった。

    サイズはそれほど大きくない。

    しかし非常に重く、1人や2人では持てない。

    4人がかりで持ち上げ、取付位置まで運ぶ必要があった。

    私は他のメンバーと一緒にその部品を運んでいた。

    一方、その課長は近くでほうきを持って掃除をしていた。

    正直、「手伝わへんのか」とは思った。

    ただ、管理職だから別の役割があると考えれば、まだ納得はできる。

    この時までは。

    偉い人が来た瞬間に態度が変わった

    私たち4人が重い部品を運んでいる途中だった。

    その会社の管理職や責任者と思われる人たちが、進捗確認のため現場へやってきた。

    すると、その課長は突然行動を変えた。

    さっきまで持っていたほうきを放り出し、こちらへ駆け寄ってきたのである。

    そして、4人で運んでいる部品の間に無理やり入ってきた。

    もちろん持つ場所などほとんどない。

    人数的にも十分足りている。

    正直、作業効率だけで言えば邪魔だった。

    しかし本人は必死に持っているフリをしていた。

    なぜか。

    客先の偉い人たちが見ていたからである。

    その瞬間、私は心の中で思った。

    「いや、さっきまで掃除してたやん」

    「今まで全然手伝わへんかったやん」

    現場の全員が同じことを思っていたと思う。

    現場は上司の行動をよく見ている

    本人はうまくアピールできたと思ったのかもしれない。

    しかし現場の人間は全部見ている。

    誰が頑張っているのか。

    誰が責任を負っているのか。

    誰が楽をしているのか。

    そして誰が見られている時だけ働くのか。

    そういうことは意外と覚えている。

    上司が思っている以上に、部下は冷静に観察している。

    むしろ普段の行動こそが評価される。

    一時的なパフォーマンスでは信頼は得られない。

    また、この上司は社長や役員の前では態度が変わることも多かった。現場より上ばかり見ている上司については「社長にゴマする上司の特徴|現場から嫌われる理由と末路」でも紹介している。

    👉社長にゴマする上司の特徴|現場から嫌われる理由と末路

    その上司の現在

    その後、その課長は部長になった。

    しかし人望があったわけではない。

    責任を取らない。

    手柄は自分のものにする。

    上には良い顔をする。

    そんな姿を長年見てきた人間は少なくなかった。

    今では周囲から積極的に話しかけられることもほとんどない。

    本人は職場をうろうろしていることが多いが、周囲との距離は明らかにある。

    管理職としての立場はあっても、人としての信頼は別物だと感じる。

    信頼は肩書きでは作れない。

    日々の積み重ねでしか得られないのだと思う。

    仕事がつらいと感じたら

    こうした上司の下で働いていると、仕事そのものより人間関係に疲れてしまうことがある。

    私自身も何度も転職を考えた。

    実際、理不尽な上司との関わりで「もう限界かもしれない」と感じたこともある。同じように悩んでいる方は「課長がきついと感じたら|限界になる前に知っておきたい選択肢」も参考にしてほしい。

    👉課長がきついと感じたら・限界になる前に知っておきたい選択肢

    もし毎日ストレスを抱えながら働いているなら、一度外の会社を見るのも選択肢の一つだ。

    今の会社が当たり前だと思っていても、環境が変われば驚くほど働きやすくなることもある。

    私自身も「どこの会社も同じだろう」と思っていたが、実際に求人を見るだけでも視野は広がる。

    転職するかどうかは後で決めればいい。

    まずは自分にどんな選択肢があるのか確認してみてほしい。

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    まとめ

    偉い人の前だけ働く上司は、一時的には評価されるかもしれない。

    しかし現場の人間は見ている。

    普段何をしているのか。

    本当にチームのために動いているのか。

    信頼はアピールでは作れない。

    私が出会ったその上司は、まさにそれを証明している人物だった。

  • 部下育成を口だけで終わらせる部長|責任を取りたくない上司の特徴

    部下育成を口だけで終わらせる部長|責任を取りたくない上司の特徴

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    「部下を育てろ」と言うのに自分は何もしない

    私の会社にもそんな部長がいる。

    忙しい時は、

    「部下の能力向上せなあかんな」

    「勉強会やらなあかんな」

    「育成が大事や」

    と立派なことを言う。

    その話を聞いていると、

    「この人は本気で部下育成を考えているんだな」

    と思ってしまう。

    しかし現実は違った。

    課長になってから気付いたが、口では立派なことを言うのに実際は何もしない上司は意外と多い。責任を部下や課長に押し付ける上司については、こちらの記事でも書いている。

    →「責任を取らない部長の特徴」


    暇になった途端、何もしなくなった

    最近、会社全体の仕事量が減ってきた。

    以前なら残業続きだった現場にも余裕が出てきた。

    私は正直、

    「これで部長が言っていた勉強会や教育を始めるのかな」

    と思っていた。

    しかし何も始まらない。

    それどころか、

    「なんかやらすことないかな?」

    「誰か見てやってくれへん?」

    と私に振ってくる始末だった。

    私は心の中で思った。

    『いや、それをやるって言ってたのはあなたですよね?』

    こういう上司は忙しい時も暇な時も、自分で動いて問題を解決しようとしない。現場に丸投げする傾向がある。

    →「勝手に仕事を取ってくる部長|現場を無視した判断に振り回された話」


    部下が練習していても見向きもしない

    さらに驚いたのはその後だった。

    部下たちは空いた時間を使い、

    自主的に練習したり制作したりしていた。

    本来なら上司として、

    • 進捗を見る
    • アドバイスする
    • 成長を確認する

    くらいはしてもいいはずだ。

    しかし部長は素通りする。

    見ていないわけではない。

    気付いている。

    それでも近づかない。

    まるで関係ないかのように通り過ぎていく。


    なぜ近づかないのか

    私なりに理由はわかっている。

    もし自分が指導して、

    部下が成長しなかったらどうなるか。

    周囲から

    「部長の指導が悪いのでは?」

    と思われる可能性がある。

    つまり責任が発生する。

    だから近づかない。

    指導しない。

    関わらない。

    その方が安全だからだ。


    私が指導した後だけ近寄ってくる

    逆に面白い現象もあった。

    私が部下を指導した後になると、

    部長が様子を見に来ることがある。

    なぜだろう。

    答えは簡単だ。

    結果が悪くても、

    責任を私に向けられるからだ。

    もし部下ができなければ、

    「指導が悪かったんじゃないか」

    という話になる。

    自分が教えていない以上、

    自分の責任にはなりにくい。

    だから安心して近づける。

    これほどわかりやすい行動はない。

    普段は責任から逃げるのに、自分の評価に関わる場面だけ現れる。この部長は社長へのアピールも得意だった。

    →「社長にゴマする上司の末路」


    本当に育成を考える上司は責任から逃げない

    もちろん全ての部長がこうではない。

    良い上司は、

    部下が失敗しても向き合う。

    教える。

    フォローする。

    時間を使う。

    責任も引き受ける。

    だから部下は成長する。

    一方で口だけの上司は、

    成果だけ欲しがる。

    責任は取りたがらない。

    育成もしない。

    それでいて評価だけは欲しがる。


    こんな上司の下にいると疲れる

    部下育成をしない上司の下にいると、

    現場の負担はどんどん増える。

    実際、私も

    「結局また自分か」

    と思うことが何度もあった。

    もし毎日そんな環境で消耗しているなら、一度外の会社を見るのも選択肢だと思う。

    会社によって上司の質は驚くほど違う。

    私自身、

    「どこの会社も同じだろう」

    と思っていたが、転職した知人の話を聞くとそうでもない。

    今すぐ辞める必要はない。

    ただ、今の会社しか知らない状態は危険だ。

    情報だけでも集めておく価値はある。

    私自身、この部長以外にも数々の問題上司を見てきた。

    ・責任を取らない部長

    ・社長にゴマする上司

    ・現場を無視して仕事を取ってくる部長

    それぞれ別の記事でも詳しく書いている。


    上司は選べない。でも会社は選べる

    正直、この部長を見ていて思う。

    育成を語るだけなら誰でもできる。

    本当に大変なのは、部下と向き合い、責任を負いながら成長を支援することだ。

    しかし現実には、

    • 責任を取りたくない
    • 評価だけは欲しい
    • 面倒なことは部下任せ

    そんな上司も存在する。

    私自身、「どこの会社にもこういう上司はいる」と思っていた。

    しかし転職した知人の話を聞くと、上司の質や職場環境は会社によって大きく違う。

    もし今、

    「この上司の下では成長できない」

    「毎日ストレスばかりたまる」

    と感じているなら、一度外の会社を見てみるのも選択肢の一つだ。

    転職するかどうかは後で決めればいい。

    私自身、今すぐ転職するつもりはない。

    ただ、今の会社しか知らない状態は危険だと思っている。

    そのため定期的にリクルートエージェントで求人を見て、自分の市場価値を確認している。

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    まとめ

    部下育成を口にする上司は多い。

    しかし実際に行動する上司は意外と少ない。

    • 忙しい時だけ育成を語る
    • 暇になったら何もしない
    • 責任が発生しそうになると逃げる
    • 成果だけ欲しがる

    そんな上司を見ていると、

    「本当に育成する気があるのか?」

    と思ってしまう。

    少なくとも私が見てきたこの部長は、

    育成ではなく責任回避を優先していた。

    そしてそういう上司ほど、自分では気付いていない。

    「部下育成が大事だ」と口で言うのは簡単だ。

    本当に難しいのは、自分が責任を負いながら部下と向き合うことだと思う。

  • 会社の資格取得は誰のため?「取らせてやってる」と言われ違和感を覚えた話【実体験】

    会社の資格取得は誰のため?「取らせてやってる」と言われ違和感を覚えた話【実体験】

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    「資格を取らせてもらえるのに文句を言うな」と言われてモヤモヤした

    会社から資格取得を命じられたことはありませんか?

    仕事で必要な資格なら取得するのは当然です。

    私自身、これまで会社の指示で5つの資格を取得してきました。

    しかし、ある日会社で聞いた一言だけは今でも忘れられません。

    「資格を取らせてやってるんだから文句を言うな。」

    その言葉に、私は強い違和感を覚えました。

    資格取得そのものに不満があったわけではありません。

    違和感があったのは、「会社のために必要な資格」を、まるで会社が社員に一方的な恩を与えているかのように話す考え方でした。

    今回は、私が実際に経験した出来事をお話しします。


    会社から資格取得の指示があった

    ある日、部長から私を含む数名に資格取得の話がありました。

    理由はシンプルです。

    仕事で必要になるから。

    私は特に反対しませんでした。

    会社員として業務に必要な資格を取得することは珍しくありません。

    「また資格を取りに行くのか。」

    その程度に考えていました。


    一人の社員が不満を口にした

    ところが、一緒に資格を取得する予定だった社員の一人が不満を口にし始めました。

    その内容は、

    • 資格を取っても給料は増えない
    • 仕事だけ増える
    • なぜ自分たちだけが行かなければならないのか

    というものでした。

    私はその話に特に加わることもなく聞いていました。

    確かに待遇が変わらず責任だけ増えるのであれば、不満を感じる人がいても不思議ではありません。

    しかし、この愚痴が思わぬ方向へ進みます。


    社長が激怒し、犯人探しが始まった

    社員の愚痴がどこからか社長の耳に入りました。

    すると社長は激怒したそうです。

    部長から聞いた話では、

    「資格を取らせてやっているのに文句を言うとはどういうことだ。」

    と言っていたとのこと。

    さらに、

    「誰がそんなことを言ったんだ。」

    と犯人探しまで始まったそうです。

    私はその話を聞いて驚きました。

    社員同士の愚痴はどこの会社でもあるものです。

    それよりも、不満の理由ではなく「誰が言ったのか」を探す姿勢に違和感を覚えました。


    部長の発言にさらに驚いた

    その後、部長が私にこう言いました。

    「社長が怒るのも分かるわ。」

    「資格を取らせてもらえるんやから文句言うなよ。」

    さらに、

    「自分の肥やしになるんやからありがたいやん。」

    と言われました。

    私は返事に困りました。

    資格が将来役立つことは否定しません。

    転職したときに武器になる可能性もあります。

    しかし今回の資格は、会社が業務上必要だから取得するものです。

    社員がお願いして取得させてもらう資格ではありません。

    それなのに、「取らせてやっている」という考え方には最後まで納得できませんでした。

    👉 責任を取らない部長の特徴|失敗を部下のせいにする上司の末路


    会社の資格取得は社員だけでなく会社にもメリットがある

    資格取得で得をするのは社員だけではありません。

    会社にも多くのメリットがあります。

    例えば、

    • 受注できる仕事が増える
    • 有資格者として会社の信用が高まる
    • 法令や取引先の条件を満たせる
    • 技術力や品質向上につながる

    つまり、会社も大きな利益を得ています。

    だからこそ、

    「会社がお前のためにやってやっている。」

    という考え方には違和感しかありませんでした。

    本来は会社と社員の双方にメリットがあるものだからです。

    もし会社に何のメリットもないのであれば、わざわざ会社がお金や時間をかけて資格を取得させることはないでしょう。

    それだけ会社にとっても必要だからこそ、取得を勧めているはずです。


    資格を取っても給料が上がらない会社は少なくない

    資格取得に不満を感じる社員がいる理由は、資格そのものではありません。

    問題は、

    • 資格手当がない
    • 給料が変わらない
    • 仕事だけ増える
    • 責任だけ重くなる

    という環境です。

    私の会社でも、資格を取得したからといって待遇が大きく変わることはありませんでした。

    だからこそ、不満を口にする社員がいても不思議ではないと思います。


    本音を言えない会社は改善しない

    私が一番怖いと感じたのは、

    「不満の理由」

    ではなく、

    「誰が言ったのか」

    を探し始めたことでした。

    これでは社員は本音を言えません。

    本音がなくなれば、会社は改善されません。

    社長への顔色ばかりうかがう上司については、こちらの記事でも紹介しています。

    👉 社長にゴマする上司の特徴|現場から嫌われる理由と末路


    会社の価値観に違和感を覚えたら外を見ることも大切

    私は今すぐ転職するつもりはありません。

    しかし、この会社しか知らない状態は危険だと思っています。

    私も実際に求人を見て初めて、

    「資格手当がある会社って意外と多いんやな」

    「教育制度がここまで違う会社もあるんや」

    と知りました。

    • 資格手当が充実している会社
    • 教育制度が整っている会社
    • 管理職をしっかり支える会社

    もあります。

    会社によって考え方や制度は大きく違います。

    だから私は定期的に求人を見て、自分の市場価値を確認しています。

    今の会社が当たり前とは限りません。

    少し外を見るだけでも、新しい選択肢が見えてくることがあります。

    👉 課長向け転職エージェントおすすめ|管理職経験を活かしたい人へ


    まとめ

    資格取得そのものに不満があったわけではありません。

    仕事で必要なら取得するべきだと思っています。

    ただ、

    会社のために必要な資格取得を、「取らせてやっている」と考える会社の姿勢には違和感を覚えました。

    会社にも社員にもメリットがあるからこそ、お互いを尊重する関係であるべきです。

    もし今、

    「この会社の考え方にはついていけない」

    「頑張っても報われない」

    と感じているなら、一度外の会社を知ることも選択肢の一つです。

    転職するかどうかは、そのあと決めれば十分です。

    選択肢を持つことが、心に余裕を持って働く第一歩になると私は思っています。

    関連記事

  • 勝手に仕事を取ってくる部長|現場を無視する上司に振り回された話

    勝手に仕事を取ってくる部長|現場を無視する上司に振り回された話

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    「また勝手に仕事を引き受けてきた…」

    現場に相談もなく仕事を取ってくる上司に振り回された経験はないでしょうか。

    「どうしよう。誰に塗装させたらいいかな?」

    その言葉を聞いた瞬間、私は思いました。

    「いや、それを考えずに仕事を取ってきたんか?」

    これは実際に私の会社で起きた話です。

    部長が他部署と勝手に話を進め、塗装の仕事を引き受けてきました。

    協力すること自体は悪いことではありません。

    ですが、現場への相談もなく話を進め、最後は課長である私に判断を求めてきたのです。

    今回は、現場を無視して他部署にいい顔をした結果、社長にまで怒られた部長の話を書きます。

    部長は現場に相談せず仕事を持ってきた

    ある日、部長は私の部署とは別の部署の主任と話をしていました。

    その部署が忙しいことは私も知っています。

    だから協力するという考え自体には反対ではありません。

    問題は、その話が現場への相談もなく進んでいたことです。

    人員は足りるのか。

    納期に影響しないのか。

    今抱えている仕事はどうするのか。

    そういった確認をする前に、仕事だけが決まっていました。

    管理職が判断することは必要です。

    ですが、現場を知らずに判断することは別の話です。

    なぜ毎回こちらが負担を背負うのか

    私が今回特に違和感を覚えた理由があります。

    もちろん会社なので助け合いは必要です。

    ですが、助け合いは一方通行では成立しません。

    私たちの部署は何度も応援に行ってきました。

    そのたびに自部署の仕事が遅れ、現場の人間は残業しながら何とか対応してきました。

    しかし、その部署から応援に来てもらった記憶はほとんどありません。

    それなのに今回も、また私たちの部署が負担を背負う前提で話が進められていました。

    現場責任者への相談もありません。

    人員計画もありません。

    私は正直、

    「なぜ毎回こちらだけが負担を背負うのだろう」

    と思いました。

    話を決めた本人が「どうしよう」と聞いてきた

    さらに驚いたのはその後です。

    部長は私のところへ来てこう言いました。

    「どうしよう。誰に塗装させたらいいかな?」

    正直、意味が分かりませんでした。

    仕事を持ってきたのは部長本人です。

    現場へ相談する前に話を進めたのも部長です。

    それなのに最後だけ課長へ判断を求めてくる。

    私は心の中で、

    「それを考えるのが部長の仕事では?」

    と思いました。

    相談すること自体は悪くありません。

    ですが、自分で決めたことの責任まで部下へ預けるのは違うと思います。

    このように、自分で決めたことの責任を部下へ押し付ける上司は少なくありません。
    詳しくはこちらの記事でも書いています。

    【責任を取らない部長の特徴|部下が辞めていく理由】

    他部署にいい顔をする上司は現場を疲弊させる

    私は今回の件を見ていて、

    「主任にいい顔をしたかっただけではないか」

    と感じました。

    もちろん本当の理由は本人にしか分かりません。

    ですが、現場の負担や状況を確認せず話を進める姿を見ると、そう思われても仕方ないでしょう。

    管理職の仕事は好かれることではありません。

    現場を守ることです。

    時には断ることも必要です。

    時には他部署に厳しいことを言わなければならない場面もあります。

    それができなければ、負担を背負うのはいつも現場になります。

    私は今回の件を見ていて、「相手にいい顔をすること」が目的になっているように感じました。

    【社長にゴマする上司の末路|周囲から信頼を失う理由】

    また、この部長は普段から「部下育成が大事だ」と口では言うものの、実際に時間ができても自ら指導することはありませんでした。

    責任が発生しそうな場面から距離を置き、現場へ任せる姿勢は今回の件とも共通しています。

    【部下育成を口だけで終わらせる部長|責任を取りたくない上司の特徴】

    結局、社長に怒られた

    後から聞いた話ですが、部長は社長から今回の件について厳しく注意されたそうです。

    私は特に驚きませんでした。

    社長はこれまでの経緯を知っています。

    私たちの部署が何度も応援へ行っていたこと。

    その結果、自部署の仕事が遅れたこと。

    そして今回も現場への相談なく話が進められていたこと。

    そうした状況を考えれば、怒られるのも当然だったと思います。

    問題は仕事を引き受けたことではありません。

    現場への確認もなく。

    人員計画もなく。

    責任の所在も曖昧なまま話を進めたことです。

    現場を振り回すのは部長だけではありません。

    社長の場当たり的な判断に悩まされるケースについては、こちらの記事でも書いています。

    【社長の指示がコロコロ変わる原因と対処法】

    まとめ

    現場を無視して仕事を取ってくる上司は少なくありません。

    しかし本当に困るのは、決定だけして責任を持たない管理職です。

    今回の件で改めて感じたのは、

    管理職に必要なのは「いい顔をすること」ではなく、「現場を守ること」だということです。

    現場を知らない判断は、現場を苦しめます。

    だからこそ、管理職には決断と同じくらい責任を持つ姿勢が求められるのだと思います。

    正直なところ、仕事が増えること自体は構いません。

    ですが、自分で決めたことの責任まで現場へ押し付けられるのは納得できませんでした。

  • 部下が育たない原因を全部部下のせいにする部長の末路|課長になって見えた現実

    部下が育たない原因を全部部下のせいにする部長の末路|課長になって見えた現実

    「ちゃんと教えたんやけどな」

    部下がミスをするたびに、うちの部長はそう言います。

    最初は私も、

    「この部署の部下たちは仕事ができないな」

    と思っていました。

    実際、同じミスを繰り返し、周囲からもお荷物扱いされていました。

    しかし、その部署の課長になって中から見てみると、違和感を覚えたのです。

    部長は部下に仕事を教える時、口頭で説明するだけ。

    実際にやって見せることはほとんどありません。

    そして部下が失敗すると、

    「ちゃんと説明したんやけどな」
    「あいつら全然あかんわ」

    と毎回部下の責任にします。

    1回や2回ならまだ分かります。

    でもそれが何十回も続いている。

    私は次第に、

    「本当に悪いのは部下だけなんだろうか」

    と思うようになりました。

    今回は、部下が育たない原因をすべて部下のせいにする部長と、その結果起きた現実について書きます。


    部下が育たない部署には共通点があった

    その部長は仕事を教えるとき、ほぼ口頭説明だけです。

    実際にやって見せることはほとんどありません。

    現場仕事では、

    • 作業の流れ
    • 注意点
    • コツ

    などは実際に見ないと伝わらないことも多いです。

    しかし、

    「説明したから大丈夫やろ」

    で終わってしまいます。

    その結果、部下は理解が不十分なまま作業に入り、ミスを繰り返します。


    失敗すると毎回同じ言葉

    部下が失敗すると部長は決まってこう言います。

    「ちゃんと説明したんやけどな」

    「あいつら全然あかんわ」

    正直、最初の数回ならそういうこともあると思います。

    しかし同じことが何十回も続いています。

    何十回も同じ結果になるなら、

    部下だけでなく教える側にも問題があるはずです。

    それでも改善しようとはせず、

    毎回部下の責任にして終わりです。


    部下が育たないのは部下だけの責任ではない

    もちろん本人のやる気や能力も大切です。

    しかし、

    • 教え方が悪い
    • 手順が整理されていない
    • 教育方法が属人化している

    こうした問題があれば誰でも失敗します。

    実際に私は課長としてその部署を見るようになり、

    「このままでは何年経っても変わらない」

    と感じました。


    私が最初にやったこと

    そこで私は作業手順書を作り始めました。

    誰が見ても同じように作業できるよう、

    • 作業手順
    • 注意点
    • ミスしやすいポイント

    を文書化しました。

    特別なことではありません。

    本来ならもっと早く整備されていてもおかしくない内容です。

    しかし今まではほとんど存在していませんでした。


    責任を取らない上司の末路

    現在、その部長に仕事のやり方を聞く人はほとんどいません。

    理由は単純です。

    みんな、

    「聞いても解決しない」

    と思っているからです。

    役職は部長でも、

    信頼は失われています。

    人は肩書きでは動きません。

    日々の行動や姿勢で信頼を積み重ねていきます。

    部下が育たない原因をすべて部下のせいにする上司は、最終的に誰からも頼られなくなります。

    関連記事

    責任を取らない上司に振り回されている課長は少なくありません。

    私自身、これまでにも責任逃れを繰り返す部長に何度も悩まされてきました。

    責任を取らない部長の特徴|失敗は部下のせい、成功は自分の手柄だった話

    こちらの記事では、今回の話とは別の実体験をもとに、責任を取らない上司が職場に与える悪影響について詳しく書いています。


    まとめ

    部下が育たない職場では、

    部下だけに原因があるとは限りません。

    何十回も同じミスが起きるなら、

    • 教え方
    • 教育体制
    • 作業手順

    を見直す必要があります。

    私自身、課長としてその部署を任された今、少しでも状況を改善できるよう試行錯誤しています。

    部下を責めるだけでは何も変わりません。

    本当に必要なのは、部下が成長できる環境を作ることだと感じています。